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- BIMの問題点
- Revit(レビット)でまとめるメリット
- BIMの問題点
- 大量の設計図をまとめる際に
- BIMの問題点
- 2DCADで設計する際の流れ
- BIMの問題点
- 建物が完成した後の活用
- BIMの問題点
- Revit(レビット)で壁を配置すると
Revit(レビット)でまとめるメリット
Revit(レビット)を使って設計図をまとめる際には、現実としてどのような問題点が発生するのか。
これを考える為に、まずは今まで2DCADで作図していた際はどうだったのかについて考えてきました。
Revit(レビット)になってどの程度便利になるのか、という話は、今までの現状を知らないと比較できませんから。
と言うことで……
2DCADで設計図をまとめる際には、膨大な図面がある中で、基本的には複数の人数での並行作業が発生します。
作図をしながら修正の検討をする場合も多く、作図が完了した時点でプランが少し古い可能性もある訳です。
それを最終的にきっちりまとめるのが設計者の役割なんですけど、時間的な制約の中で難しい場合もまた多い。
そうした理由から、様々な図面で不整合が存在する設計図が完成する、というのが2DCADを使った場合の問題点でした。
こうした3DCADの問題点が、3DCADであるRevit(レビット)によってどのように解決されるのか。
今回はそのあたりについて色々と考えてみたいと思います。
大量の設計図をまとめる際に
2DCADを使って設計図をまとめる場合、大抵はどのような手順になるのか、という話を前回取り上げてみました。
まずは一般図から始めてしっかりとまとめていく、という当たり前すぎる話でしたが……
まあこれが王道と言えるやり方なので、ここで「え?そんな方法が?」みたいなやり方を書くことは出来ません。
プランがしっかりと決まっていないのに、建具のことを細かく考えたり展開図を作図したり。
そういう意表をついた手順をやってみると、どうしても無駄が発生するのがよく分かります。
やっている最中は頑張って進めている気分になりますけど、後で結局ほとんどやり直しになる可能性がある手順ではまずいですよね。
まずは建物の用途と大まかなプランを検討して、後から何度も動かしたりしないようなレベルにしておくことが大事です。
もちろん様々な要素を考えた結果として、後で何度も何度も変更になることは良くある話です。
そうした変更が大量に発生するのは、これから建てるその建物をより良くする為に、ある程度仕方がないこと。
そうではなくて、単なる設計の検討不足とかいう理由で変更を繰り返すのは、極力避けたいところです。
そうならない為にも、まずは全体のプランをしっかりと固めておく、という手順が一般的ではないでしょうか。
2DCADで設計する際の流れ
Revit(レビット)が持っている機能を活用して、BIM(ビム)の考え方を実現していく。
これがRevit(レビット)を使うメリットであり、最終的な目的でもあります。
BIM(ビム)の考え方って具体的にどんなことなのか……
例えば建物を構成する全ての部材を、材料などの情報を入れ込んだ状態で配置して、それをパースで利用するとか。
周辺の道路などに対して、建物を建てた後で風の影響がどの程度出るのかをシミュレーションするとか。
あるいは、その建物を建てる為にはどのくらいの材料が必要なのか、その為にはどの程度の金額が必要なのかを知るとか。
さらには、建物が完成した後の維持・運用でも利用することが出来れば、本当に理想的な話ではないかと思います。
最近は特に、建物が周辺の環境に与える影響が注目されています。
サステイナブルデザインという言葉を最近耳にしますが、環境を壊すことなく建物が持続して存在出来るような設計、というようなニュアンスです。
(サステイナブル=持続性)
そうした環境を配慮した建物の設計では、BIM(ビム)を使って設計をするメリットが大きいんじゃないかと思います。
こうした理想的な状況をRevit(レビット)で実現していく為には、今現在やっている業務との違いを知っておく必要があります。
今回からは、今まで2DCADで行なっていた業務がRevit(レビット)ではどのように変わるか、という点を考えてみます。
建物が完成した後の活用
Revit(レビット)の3Dモデリングが、2DCADとどの程度考え方が違うのか。
前回は実際にRevit(レビット)上で壁を配置して、線だけで表現している2DCADとの違いを比較してみました。
そうして配置した壁は、実際にどんな材料で厚みがどの程度なのか、などの情報を持っている訳です。
更に細かく情報を入れる場合には、メーカー名とか販売代理店の連絡先とか、そういった情報を入れることも可能です。
ちょっと大雑把な説明ではありますが、これがBIM(ビム)の基本的な考え方なんです。
建物の壁だけでは、情報を持っていますと言っても大した話ではないので、ここではもう少し別の話をしてみたいと思います。
Revit(レビット)で壁を配置すると
2DCADで建物の図面を作図した場合、基本的には壁や柱の表現を全て線分で表現することになります。
だから壁と言っても、厚さなどの属性を持たない2本の線があるだけで、実際の壁がそこに存在する訳ではありません。
このシンプルな手描き感覚に近い作図手順こそが、2DCADの大切なメリットと言えるでしょう。
ただしそのシンプルさが、BIM(ビム)を実現する為に役立つかは非常に微妙な状態なんです。
BIM(ビム)の考え方では、配置した壁に材料などの情報を入れ込んでおく必要があります。
でも、2DCADではそもそも「壁」という要素がない為、情報を入れる相手が存在せず、BIM(ビム)の概念が成り立たちません。
BIM(ビム)の概念を実現する為には、2DCADのやり方では不十分、という話を前回はしてみました。
では、3DCADではどうなのか、という話を今回はしてみます。
2DCADでBIMが出来ない理由
BIM(ビム)という言葉の中で最も重要な要素である「情報」とは、一体どのような情報を指すのか。
前回はそんな話を少し具体的にしてみました。
建物を構成する柱や壁など、それぞれのパーツがどのような材質で出来ているか、という情報を持っている。
これがBIM(ビム)という概念では重要で、CADを便利に活用する為に必要な情報とは少し違う、という話でした。
例えば画層などの情報を持っていたとしても、それは単純にCADの操作として必要な情報でしかありません。
まあ画層がないとCADとしては不便ですけど、建物を実際に構成している部材などとは関係ありません。
そういう意味では、線が画層などの情報を持っていてもBIM(ビム)とは意味が違うということになる訳です。
今回はそのあたりの話を踏まえ、BIM(ビム)の概念を実現する為にはなぜ3DCADが必要なのかについて書いてみます。
情報を持っているという意味
前回は手始めにということで、BIM(ビム)という言葉の簡単な説明をしてみました。
建物が様々な情報を持った状態で、CADの空間内に立体的に作成されている、という感じですね。
この「情報を持った」というところが、BIM(ビム)という概念の最も肝心な部分なんです。
今はBIM(ビム)という言葉がある程度浸透している為、勘違いする方はそれほど多くないかも知れませんが……
少し前だと、単純に3DCADを使って建物を立体的に作成することがBIM(ビム)だと考える方が結構いました。
確かにBIM(ビム)の概念を実現するためには、3D空間上にモデリングをすることが前提条件になります。
しかしそれは最低条件でしかありません。
どれだけ細かく3Dモデリングした建物であっても、そのモデルに情報が入っていないければBIM(ビム)の概念を実現しているとは言えません。
これは初歩的な話ではありますが、割と勘違いしやすいことなので、最初に覚えてしまうことをお勧めします。
BIM(ビム)の概要について
このカテゴリでは、BIM(ビム)の概念についてもう少し深く考えてみたいと思っています。
Revit(レビット)という3DCADを使い、BIM(ビム)という理想的な概念を実現してく。
これがスムーズに実現出来れば最高なんですけど、実現する為に解決しなければならない問題は結構あります。
問題のレベルは、CADの操作的な話から建築業界の成り立ちに関するものまで様々です。
そうした深い問題をこのサイトで書いても、それが直接解決に向かう訳ではないんですけど……
建築業界でRevit(レビット)に関わるユーザーとして、とりあえず解決すべき問題をまとめて置きたいと考えています。
今後どのようにBIM(ビム)という概念が進化していくのかは、ここで挙げる問題をどのように解決していくかにかかってる。
そんな思いを持ってます。
Revit(レビット)には、CADとしての機能もそうですが、その概念も含めてもっともっと進化して欲しい。
仕事でRevit(レビット)に関わる一人のプロとして、そんな期待を込めつつ色々と書いていきます。
図面の整合性についてのまとめ
Revit(レビット)を使って3Dモデリングをして、モデリングデータから平面図・断面図をなどの図面を利用していく。
これがRevit(レビット)を使う大まかな流れです。
3Dモデリングデータから平面図などを作成するから、平面図と断面図で壁などの動きが連動し、図面の整合性が保たれる。
これがこのカテゴリで書きたかったことでしたが……かなり長い話になってしまいました。
大体伝えたいことは書き終わったので、図面の整合性についてはこれでひとまず終わりにします。
もっとお伝えしたいことがたくさんあるのに、ひとつずつ書いているとなかなか終わりませんね。
Revit(レビット)の機能を一通りの説明するくらいは、なるべく早く終わらせたいです。
そうしないと、読んでいる方の役に立つ情報になりませんから。
整合性についての話は今回で終わりということで、今回は簡単なまとめをしてみたいと思います。
CADユーザーによる違い
Revit(レビット)が持っているロックという機能は便利だけど、場合によってはロックを使わない選択肢も。
連動してくれる壁に壁芯をロックさせるのは便利だけど、手間が結構ある為あえてロックを使わない。
これは私の個人的な意見なので、完璧かどうかは全然自身がないですけど、前回はそんな内容の話をしました。
壁と壁芯はロックしていない、という前提で作図や修正をする必要がありますけど、それを知っておきさえすれば後は話が早いです。
もちろんこうした「CADで自動化しない」というやり方には、幾つかの問題が出てくる可能性があります。
「効率を重視してロックを使いません」とか、良い側面だけを紹介して話が終わるのはずるいですよね。
なので今回は、壁と壁芯をロックしないで作図する際に、どんな問題点があるかを考えてみたいと思います。

